自然石コンクリート装着方法・製造工法説明   株式会社 シンセイ


 ■ファイバーゲル工法とは・・・

ファバーゲルは天然高分子体で温度変化に依って生成する成分で、可逆的な性質を有する製品です。熱安定性と強度を有する様に反応タイプとして物性向上を図り、再生と作業性を充分に考慮した製品です。用途は「ゴロ太石等の深目地を必要とする製品」が主体です。

  ●ゴロ太石
ゴロ太石

ゲル体が固く強い為作業性が良い

  ●鉄平石の深目地
鉄平石


目地厚が薄くともゲル体が強い為

エアーガンでも飛散しない



 ■ファイバーゲルの特徴

外観は淡黄色微粉末状で冷水に分散溶解し易い様に成っています。冷水に溶解した後、徐々に加熱昇温し、液温50℃前後にて、反応が始まり急激に粘度が上昇して、液温70℃位で反応は終わる。液温80〜90℃に成ると粘度が下がり流動性が良くなる。ゲル温度は43℃に成っている。

●装飾材とのハクリ性
ゲル化した物性は、強度の的性に成っている為に、小さく切れる事が少なく、寒天等と比較して格段の作業性がよい。

●再利用
再生する時に新規に一部補充すれば、際限りなく使用出来る。この事は材料費のコストダウンになる。

●再使用の為の保管
ビニール袋に密閉して、低温場所に保管するか、又は乾燥させて保管する。

●処分
粉砕して土と混合して置くと、生分解を起こす。又は乾燥させて焼却する。

●リサイクル時の再溶融
新規補充ゲル剤を規定量仕込んだ後、再利用のゲル剤を投入すると、一般には溶融するには時間がかかるが、このゲル剤が再溶融性に優れています。

●ゲルの保水性
一般には、カンテン等のゲル剤には、充填後に離水した水分が多く見られるが、ファイバーゲルにいたっては、非常に少ない。

ファイバーゲルは、加熱反応により高い分子量を示して、カンテンの表面亀裂現象発生とは違い、非常に弾性に富んでいて、時間をおいても亀裂が発生することは無い。


 ■工法手順

 
 
@型枠に
離型剤を
塗布する
A装飾剤を
型枠に
設置する
Bゲル剤を
投入する
Cコンクリート
打設
・・・
                 
D養 生
E脱 型
Fゲル除去
G完 成
 
         
     
         
再 利 用
     


 ■ファイバーゲル工法実施例


タックレス工法+ファイバーゲル工法
〜ゴロ太石の三面同時先付打〜

ゴロ太の三面同時1
 
ゴロ太の三面同時2

タックレスとファイバーゲル

 ■資料請求とお問い合わせ

ファイバーゲル工法について、もっと詳しく知りたい場合はこちらへどうぞ



ページのTOPへ

COPYRIGHT (C) 2001  SHINSEI CO.LTD.  ALL RIGHTS RESERVED.